自家焙煎珈琲
焙煎士が愛情いっぱい込めて焙煎した珈琲豆です。受注後に焙煎するため、焙煎したての新鮮な珈琲豆をお届けいたします。
コギコタコーヒーの特徴
ハンドピック
コーヒーの味を損なう雑味の原因である欠点豆やゴミなどの混入物を、手作業で丁寧に取り除くことをハンドピックと言います。
欠点豆を取り除くことで雑味を減らします。
生豆を水洗い
焙煎する前に、生豆を水洗いして汚れやゴミ等をさらに取り除きます。
水で洗い流すことで雑味が減り、スッキリとしたクリアな味になります。
珈琲専用の袋
珈琲専用の袋に入れてお届けします。焙煎した珈琲豆は炭酸ガスを排出します。密閉された袋に入れると炭酸ガスが充満して、破裂する恐れがあります。その炭酸ガスを抜く為に、専用袋にはガス抜き機能が付いています。炭酸ガスを袋の外に排出し、外気は侵入しにくい構造です。
素材はアルミ蒸着です。ガスも水蒸気も全く通さないため、防湿・遮光・防臭効果があり劣化を防ぐ効果があります。
当店の焙煎機
当店の焙煎機は「Kaldi Fortis」を使用しています。熱源はガスで半熱風式で生豆を焙煎します。Kaldi Fortisは最大600gまで焙煎できますが、味の安定から考えると500gまでしか焙煎していません。焙煎機には専用の温度計と、温度管理や豆の状態を確認できるArtisanアプリを導入しています。
生豆を洗う理由
コーヒーの雑味を減らすには何が必要か?を考えると、ハンドピックをして欠点豆を取り除くこと、そして生豆を水洗いする方法を選びました。
生豆は海外からコンテナで輸入され、汚れやゴミが付着しています。その汚れが雑味の原因になるため、水洗いして取り除きます。
美味しい珈琲豆を作るためには、雑味を減らすことが重要です。
生豆についている汚れを水洗いして取り除くことで雑味が減り、舌に残る渋みが抑えられ後味がスッキリとしたコーヒーになります。
珈琲焙煎とは
珈琲焙煎とは、生豆を加熱して炒ることで珈琲豆を作ることです。生豆はそのままでは青臭くて飲めないため、焙煎することで飲める状態にします。生豆に熱を加えると、珈琲豆特有の苦味や酸味、甘み、香りなどの風味を引き出します。
焙煎度によって風味が変化します。大まかに分けると「浅煎り」「中煎り」「深煎り」です。細かく分けると「①ライトロースト」「②シナモンロースト」「③ミディアムロースト」「④ハイロースト」「⑤シティロースト」「⑥フルシティロースト」「⑦フレンチロースト」「⑧イタリアンロースト」です。
①→⑧になるほどに苦味が強くなります。焙煎前半で風味が形成され、焙煎後半で苦さやコクが形成されていきます。
当店では前半は強めに火入れをし香りを高め、後半はじっくり焙煎してから⑤シティローストで煎り止めしています。
焙煎機の種類
焙煎機の種類は「直火式」「熱風式」「半熱風式」の3種類があります。シリンダーの構造と熱が加わる種類で分けられています。
直火式は直接、豆に熱を加えます。熱風式は、熱源から発生する熱をシリンダー内に送り込み豆に熱を加えますが、直接シリンダーを加熱しません。半熱風式は加熱された鉄板の熱と、 後ろから流れてくる熱風が豆に熱を加えます。
直火式
熱風式
半熱風式
焙煎機の味の違い
直火式
苦味とコクのある独特の味になります。火加減が難しいので炒りムラができやすいけれど、個性が出やすい豆ができます。
熱風式
苦味や焦げ臭も少なく、まろやかな味になります。温度調節がしやすいため、早めに焙煎できます。
半熱風式
苦味、酸味、甘みなどのバランスがちょうど良い味になります。焙煎に時間がかかりますが、豆の表面はふっくらとして風味が高い豆ができます。
目指す味わいのために
焙煎機の種類、焙煎度合いなどで珈琲豆の味わいや風味が異なります。
当店では「スッキリとしたクリアなコーヒー」を目指しているため、それを実現するために焙煎機は、ふっくらとした焙煎豆と風味が高くなるよう「半熱風式」に、焙煎度合いはコクがあるけれどスッキリとした後味を感じる「シティロースト」です。
焙煎したての新鮮な珈琲豆
ご注文いただいてから半熱風式焙煎機で少量ずつ焙煎し、生豆本来の旨さである香りと風味を引き出すような焙煎にこだわりました。
コーヒーを飲んでいる時や飲み終わった後でも、カップの中から香りの余韻も楽しめます。
いつご注文いただいても、必ず焙煎したての新鮮な珈琲豆です。
焙煎度合い
焙煎度合いはシティローストです。ちょうど2ハゼの始まりです。
苦味が抑えられ苦過ぎず、酸味と甘みのバランスがとれている焙煎度合いです。珈琲豆がふっくらと仕上がり、風味が高くしっかりとした口当たりとコクのある珈琲豆です。
飲み頃について
焙煎したての豆はガスを多く含んでいるため、抽出する際にガスが多く出ます。出過ぎてしまい抽出が不安定になるため、落ち着いた頃合いが飲み頃と呼ばれています。
当店の飲み頃ですが、豆の場合は焙煎後5日〜1週間以降がちょうど落ち着く味になります。あくまでも目安です。
コーヒー豆はエイジングしていくため、味わいの変化を楽しみながら自分の好きな飲み頃を探してみるのも楽しみの一つです。
粉でお買い求めの場合は劣化が早いため、早めにお召し上がりください。