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絞り染めとは
布の一部を糸や輪ゴムなどで縛って染めると、縛ったところが白く残り模様となる染め方のことを絞り染めといいます。奈良時代頃から存在する手法です。
「シボリ」「タイダイ」「タイダイ染め」も絞り染めのことを意味します。
手作業で染めるため、縛り方や縛りの強さ染め色によって模様が都度違います。同じ模様とはならないため、それが絞り染めの魅力の一つとなっています。
絞り模様
絞り方によって様々な模様があります。 不規則によって丸めた「まだら模様」、渦巻きのような「渦巻き絞り」、丸い輪の模様は「豆絞り」、シンプルな縞模様の「横縞絞り」などがあります。
まだら模様
渦巻き絞り
豆絞り
横絞り
絞りの染め方
染める布と染料、固着剤、色染め剤が主な染めの材用です。
絞る工程で絞り跡のシワが付きます。アイロンをしても絞った跡(シワ)が残るので、独特な雰囲気に仕上がります。
①染める生地を洗います
②固着液を浸み込ませまる
③生地を縛る
④染料液を作る
⑤染液をかける
⑥染料を定着させる
⑦水洗いする
⑧ソーピングする
⑨色止め液につける
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