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ミシン選び

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トートバッグを一から作るにあたり、一番重視したのは「ミシン」です。デザインが良くても、使い勝手が良くても縫い目が荒いと全部が台無しになってしまう…

ミシンは布の上を針が上下しながら送り歯が布を進ませることで縫えます。これがスムーズにいかないと布がもたついてしまいます。もたつくと歪みの原因にもなるし、均等な縫い目にならない。特に厚手の生地を縫う時にそれらを実感します。

家庭用ミシンだと厚手の帆布を縫うパワーが足りない…ならば職業用ミシンではどうなのだろう?

パワーと機能の違い

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ミシンには「家庭用」「職業用」「工業用」があります。

家庭用:一般家庭向けで様々な機能が備えられています。ステッチや模様縫いがあり一通りの機能が揃っています。

職業用:直線縫い専用機です。機能がほぼないため、洋裁を仕事にする方向けです。家庭用よりも耐久性があります。

​工業用:縫製工場などで使われます。高速・高性能、耐久性に優れていますが一般家庭での使用は厳しいです。

パワーの順番になると、家庭用<職業用<工業用です。

​ただ工業用は家庭向きでは使えないため、家庭用ミシンでは物足りないなっと思う方には職業用ミシンがいいということです。

ただ「パワーがある家庭用ミシン」もあります。

ご家族のために何かを作ったりする場合は、家庭用ミシンが便利です。​「帆布をがっつり縫いたい」方には職業用ミシンが便利です。

職業用ミシン

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家庭用ミシンには小型高性能モーターが使われていますが、職業用ミシンはさらにその上の大型強力モーターが使われています。職業用ミシンは家庭用よりもパワーがあるということです。帆布を縫うためにはこのパワーが必須です。

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どうせ買うなら高性能がいいと思い職業用ミシンの最高峰JUKI「SL-700EX」を使っています。写真は愛用のミシンです。初めて職業用ミシンで布を縫った時は、今まで体感したことないくらいスムーズに針が進んで感動しました。

「でも機能が足りない」とご心配なさる方も多いと思いますが、他の物で補います。​職業用ミシンを使っている方は、布の端がほつれないように布の裁ち目をかがり縫いする「ロックミシン」をお持ちの方が多いです。そしてボタンホールも職業用ミシンに取り付ける「職業用穴かがり器」もあります。​この2つと職業用ミシンを持っていれば服が一通り作れます。

JUKI SL-700EX 機能紹介はこちら

どこで買える?

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家庭用ミシンは通販でも購入可能ですが、職業用となると​値段も掲載されていないため、ミシン屋さんに問い合わせてからの購入となります。​購入できるサイトもありますが「値段はお問い合わせください」と記載がありますので、やはりミシン屋さんに連絡してからの購入になります。

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